私のおすすめは、できるだけヨーグルトの水分を抜いて食すこと。
我が家は400~500gのヨーグルトを買って、何回かに分けて食べるのですが、1回でも食べると次に食べる時までに、表面に水分が出てきます。
この水分を食べる度に除いていくと、ギュっと凝縮したようなヨーグルトになって、コクと旨みが増したように感じます。
出てきたホエイと呼ばれる水分は、栄養価が高いものなので、捨てるのはもったいない。
今はホエイを利用するために、わざわざ水切りヨーグルトまで作る時代になりましたね。
水切りヨーグルトの旨さの秘密
ただ単純に、美味しいからという理由で食していたホエイが抜けたヨーグルト。
いつの間にわざわざ水切りヨーグルトなんて作るようになったのかと調べたらば、元々水切り製法で作られるギリシャヨーグルトの上陸以降に、ブームが起きていたようです。
たんぱく質と脂質の割合が増すことで、私が好むコクとクリーミーさが生まれるよう。
逆にカルシウムなどの栄養は、ホエイに流れ出てしまうため、ホエイも捨てずに摂取していたのも正解。
水切りヨーグルトとホエイの関係って、豆腐と豆乳の関係に似ていますね。
高たんぱくな豆腐に似ているから好きなのかもとも思いました。
ホエイ(乳清)とは
ホエイは、乳清とも呼ばれるヨーグルトやチーズを作る際に得られる副産物。
身近なものでは、ヨーグルトをすくうと出てくる黄色がかった液体。
モッツァレラチーズの袋容器に入っているのもホエイです。
水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているので、捨ててしまうのはヨーグルトの栄養を捨てているようなもの。
ヨーグルトとそのまま混ぜて、トロッと食べてもよいのですが、そのまま飲んだり、ホエイだけ別に料理などに活用することもできます。
ホエイの活用法
チーズをつくる
牛乳と熱を加え、ホエイからまたチーズに
漬物をつくる
ホエイの乳酸を利用して漬物に
塩麹で味を調えるのもおすすめ
スープをつくる
トマトなど酸味のあるものとスープにすると相性良し
ドレッシングをつくる
お酢が苦手な人もちょっとマイルドなドレッシングに
ドリンクをつくる
そのまま飲んでも問題ないですが、牛乳やレモンなどを加えてオリジナルドリンクに
パンやお菓子をつくる
蒸しパンやパンケーキなどをふんわり仕上げるのに
お肉の下処理に
ひと手間加えるのが面倒な人は、お肉の下ごしらえにも
漬け込むだけでお肉がやわらかく
鶏肉はパサつきを抑えしっとり仕上がる
まとめ
水分の抜けたヨーグルトをおすすめするつもりが、ホエイを紹介する記事になってしまいました…
私は食べる度に少しずつ水分が抜けていくヨーグルトを段階的に楽しんでいます。
水分多めのフルーツやサクサクで食べられるグラノーラなんかとも相性良し。
わざわざ水切りヨーグルトを作らなくても、私のようにいつものヨーグルトとホエイを別々に食すだけで、新たな世界が広がるかも知れませんよ。